メディアのお値段

愛用していたバッファロのUSBメモリ(256MB)が紛失したので、

Amazon.co.ukで欲しかった本とPrinceのDVDと共に新品を購入した。

買ったのはSandiskの1GBのもの。

心も容量も余裕を持たないといけない、ということで1GBを買ってみた。

値段はなんと£22.49(日本円にして約4500円)!

日本の1GBのUSBメモリの相場が約8000円であることを考えたら、破格である。

英国の消費税が17.5%なので、税抜£19.14になる。

もちろんUSB2.0対応、保証付。


一般的に電化製品は日本の相場の方が安いことが多いのだが、

なぜUSBメモリに関しては、UKの相場が半額近くまで下がるのだろう?

HDDの相場についてもFroogle等で調べてみたが、

今度は逆に日本の方が半額近く下がるという結果だった。(250GBで比較)


普及率にそれほど差がある様には見受けられないし、イギリス人ならではの特殊な用途というのも思い当たらない。

またUSBメモリの競合メディアには、ポータブルHDDが挙げられるが、

それほど外で使っている人を見たことがないので、これも直接関係はないだろう。

あまり深く考えてもわからなそうなので、保留にしておこう。

ちなみに256MB USBドライブでは日英の価格差はあまりなかった。


欧州ではアジア系(日本以外)の国のメーカーが人気がある。

日本に根付いているような、中国韓国製品への差別意識・劣化品イメージが弱い

というのが理由の一つだろう。日本では店頭に並ばないようなメーカーも多い。

LGやSAMSUNGは今でこそ世界的メーカーだが、欧州では以前から受け入れられていたようだ。


メーカーの国内回帰が叫ばれる今の日本と、技術と価格の安さで世界でもシェアを広げ続ける他アジア諸国

話がそれてしまったが、これからの日本は他国に真似できない技術をさらに模索し、価格以外のアドヴァンテージを見直していかなければならないと思う。