責任の追及・不在

某新聞社の事件といい、モンスターペアレントと呼ばれる人種といい、

最近「責任の追及」(炎上とも結びつくのか?)に血眼になる人間が急増したように思う。

「責任の追及」なんてしてる時点で、「問題の解決」とは違ったベクトルに向かってしまっているのにね。

そりゃ死刑もなくならんわ。

ある種日本の恥部を多く抱える2chという集団が、「日本の作り上げた信頼を貶めた」などと当事者を断罪しようとするのも皮肉な話だ。2chを集団・組織と見なすのか否かは、意見の分かれるところかもしれないけれど。

人種差別だったり昨今の予告ブームだったり、英語or日本語、マスメディアor巨大掲示板って違いだけで、記事の内容以上に世界に恥ずべき内容があそこには確かに存在するのに。

2chは大好きだが、中途半端な正義感や優越感に飢えた大衆意識が、個人や団体を裁くために団結する場所になってしまっているのが悲しい。


話が少し変わるが、クレームでおいしい思いをしようと考える人間は、果てしなくお下劣だと思う。

例えそれがメディアに乗せるという行為に限らず、日常のサービスを受ける瞬間であっても。

取り急ぎ意見だけ。